身体にやさしい珈琲ブログ

おいしい珈琲を提供するために〜浜松市のまるたけ堂珈琲が行っている不良豆のハンドピックのお話〜

2023.06.24

 

コーヒー豆は焙煎した後に、ハンドピックをして不良豆を取り除く作業をしています。

 

焙煎前にもコーヒー豆をチェックするのだけど、見逃してしまったもの、焼いてからでなければわからないものもあります。

 

焼きムラや焼けすぎたものも出る時があります。

 

こちらはハンドピックして取り除かれた豆たちです。

 

 

中煎りに焙煎した豆なので綺麗な茶色になるはずですが、黒く焦げたものや白く色がつかなかったものも見えます。

 

こちらは貝殻豆と言われています。

 

 

貝の殻の様に尖った形をしています。

 

僕は味が劣るとは思わないので通常は使っていますが、こういう形状は火が入りやすいので注意が必要です。

 

この豆は少し焦げたので取除きました。

 

こちらは未成熟豆でした。

 

 

コーヒーの実が完熟する前に採ってしまったのか、糖度が低い色がつきません。

 

これは焙煎しないとわからない不良豆です。

 

こちらは虫喰いです。

 

 

このサイズの虫喰いだと生豆だと見逃してしまう事がありますが、焼くとよくわかります。

 

こちらは石です。

 

 

このコーヒー豆はアフリカ大陸から運ばれてきました。

 

焙煎中にカラカラ音がしていたので怪しいなぁと思っていたら、やっぱり混入していました。

 

年に数個は混入しています。

 

 

僕たちのコーヒー豆は現地でも入念に選別をしているコーヒー生豆を使っています。(安い豆は現地で選別をしてなかったりします)

 

その分少し費用がかかっているのですが、品質を確保するために現地の方々の力を借りています。

 

それにプラスして焙煎前後で2重3重にチェックをしています。

 

こうした積み重ねが少しでもおいしいコーヒーにつながれば嬉しいです。