2018年のオープン以来、ずっとコーヒーと一緒に焼き続けている自家製チーズケーキ。
これまでもマイナーチェンジはありましたが、2023年より大きく変更します。
変わった点は素材。
身体や環境にやさしい素材に変えたくて、
・地産地消
・グルテンフリー
・農薬や化学肥料に頼らない栽培
・コーヒーと相性の良い味
の素材を探して試作と試食を繰り返していました。
そして完成したのが、遠州産自然栽培米粉のチーズケーキです。
米粉を使っていますが、従来の小麦粉を使ったチーズケーキと味わいは変わらず、米粉に変えましたと言われなければわからない程の出来に仕上がりました。
このどっしりとした味わいは、まるたけブレンドや深煎りのえんしゅうブレンドとの相性も抜群です。
まるたけ堂珈琲のチーズケーキはボディだけではなく、ボトム部分のサクサクした所も当店で焼き上げています。
ボディの部分もボトム部分も小麦粉から米粉に変えた事で、完全にグルテンフリーのチーズケーキとすることができました。
この米粉のチーズケーキを完成させることができたのはスタッフの頑張りと共に、素材との出会いが大きかったです。
素材のこだわり
続いて、素材こだわりについてお話をしたいと思います。
まるたけ堂珈琲のチーズケーキは国産の小麦粉を使って作っていましたが、身体のことを考えてグルテンフリーにしたいと常々考えていました。
試作をしている中で出会ったのが、静岡県袋井市でお米を作っているアグリ佐野さんに作って頂いた米粉です。
アグリ佐野さんのInstagram @agrisano.fukuroi
若いご夫婦で営まれている農家さんである佐野さんは農薬や化学肥料に頼らない米づくりをされていて、コシヒカリや在来種の朝日は店主も個人的に買わせていただいているお米です。
この在来種の朝日は農薬や化学肥料を使わない自然栽培で栽培されていて、初めて食べた時にそのすっきりとした味わいに衝撃を受けました。
米粉のスウィーツによく使われているのは「ミズホチカラ」という品種。ミズホチカラは水分量が少なくてお菓子つくりに使いやすいのですが、あんまりおいしくない。
製菓用と飼料用(動物の餌)につくられている品種だそうです。
一方で今回佐野さんに作って貰った米粉は、在来種の朝日。
高アミロースのため、製菓には向かない品種ですが、おいしさに惹かれたまるたけ堂珈琲のパティシエたちが試行錯誤を繰り返して、朝日の米粉でチーズケーキを完成させました。
浜松とは水系も一緒の袋井産の米粉。
農薬や化学肥料を使わずに育った在来種の本来の味わいが楽しめる一品に仕上がっています。
地元遠州のコラボでできた味を楽しんで頂けると嬉しいです。
そして米粉にこだわるだけでなく、ボディの部分はきび砂糖と、メープルシロップで
やさしい甘さを出しています。
また、ボトムの部分はオーガニックのオートミールを使用しています。
細部まで素材にこだわり、身体にやさしいチーズケーキに仕上げています。
ぜひ、素材にこだわったまるたけ堂珈琲のオリジナルチーズケーキを
コーヒーのお供にいかがでしょうか。
※2023年1月14日のInstagramの投稿を加筆修正しています。
最新の情報はInstagram @marutake9269 からどうぞ