コーヒー豆は海外の農園から麻袋に入って届きます。
麻袋の中にはコーヒー豆だけではなく、時には思わぬものが入って届くことがあります。多いのは、石や麻紐、コーンなどなど。
うちで取り扱っているコーヒーだと、ウガンダやメキシコは石の混入が多いです。同じ価格帯のコーヒー豆でもコロンビアやエチオピアは異物混入が少なめ。地域によってなのか、会社さんによってなのか品質が結構違います。
こちらはコーヒー豆に混ざって日本までやってきた小石。
どこにあるか、わかりますか?
焙煎し終わったコーヒー豆をチェックして不良豆や異物を取り除く作業をハンドピックといいます。
このハンドピックをしていると年に数個ですが小石が混ざっていることがあります。
今回の小石はメキシコからはるばる太平洋を越えてやってきました。
昨年はある農園からザルが入って届きました。オープンしてから7年近くコーヒー豆を焙煎をしていますが、初めての経験でした。
ザルは取引先に返却しましたが、現地の農園では作業場でザルが見当たらず探していたそうです。うっかり置いてしまったんだろうなと思います。
ザルが届いた珈琲屋さんは珍しいのではないでしょうか。しっかりと注意してくれるそうなので、今後の品質向上に期待です。
現地でもハンドピックをしていて、焙煎前にもチェックしていますが色も形も似通っている石が混ざってしまうことがあります。
(現地でのハンドピックの様子はこちら)
最後のチェックで見逃さないように毎日細心の注意を払っています。
ハンドピックは店主の午前中のルーティーンのお仕事です。
※取引先に掲載許可をいただいています。