身体にやさしい珈琲ブログ

9月の期間限定コーヒー/まるたけ堂珈琲・浜松市

2025.09.03

 

9月の期間限定の店長おすすめコーヒーは「ラオスで育ったコーヒー」をご用意します。

 

 

 

 

今月の期間限定のコーヒー豆は、東南アジアの内陸国ラオスで育ったコーヒー豆です。ラオスでも様々な品種が育てられていますが、今回は香味が豊かなジャバ種をご用意しました。栽培期間中、農薬・化学肥料不使用の栽培で育ったコーヒー豆です。

 

ナッツや黒糖、シトラスの様なほのかな甘みと香りをお楽しみいただけます。酸味と苦みのバランスのよい中煎りに焙煎しています。

 

ラオスのコーヒー豆も洗ってから丁寧に焙煎しています。洗ったコーヒー豆の特徴であるスッキリとした後味もお楽しみください。

 

 

 

 

■ ラオスのコーヒーの産地と栽培方法

 

ラオスは、中国・ベトナム・カンボジア・タイ・ミャンマーに囲まれた東南アジアの中央に位置する内陸国です。

 

 

 

今回、ご用意したコーヒー豆の産地はラオス北部にあるルアンパバーン県。標高約500〜1,800メートルの山岳・丘陵地帯です。

 

ラオスのコーヒー栽培は南部のボラベン高原が有名で、ラオスのコーヒー生産量の9割が南部で生産されています。

 

大規模農園がいたるところに見かけられ、一大産地としてラオスのコーヒー産業を支えています。

 

一方、今回ご用意したコーヒー豆の産地の北部では、2000年頃よりアラビカ種のコーヒー栽培が始まった地域です。

 

 

 

大規模農園でプランテーション型の栽培が一般的な南部とは異なり、北部の産地のほとんどは山岳・山間地帯で、森の中でコーヒーを育てる「アグロフォレストリー(森林農法)」が取り入れられています。

 

 

 

 

適度な日陰があることで木が健康に育ちやすく、じっくりと時間をかけて熟していくため、より甘さや香味の成分がつまったコーヒーができると言われています。

 

 

アグリフォレストリーについては、過去のブログにも載せていますので、よければご覧ください。

 

アグロフォレストリー/まるたけ堂珈琲・浜松市

 

 

■ コーヒー豆の品種について

 

今回ご用意したジャバ種は、インドネシアのジャワ島から始まり、カメルーンを経て中南米へと広がった品種で、エチオピアの在来種「アビシニア」が由来となっています。

 

パナマのゲイシャ種のような高いカップクオリティを持ちながら、さび病などのコーヒーの木特有の病気に対する耐性がより高いため、小規模生産者を中心に栽培が増えている品種です。

 

 

■ ラオスで育ったコーヒーの詳細

 

焙煎度 :中煎り

酸 味 :★★★★☆

苦 み :★★ ☆☆☆

生産国 :ラオス

地 域 :ルアンパバーン県

生産者 : プーダム村 の小規模農家さん

標 高 :1,200m

品 種 :ジャバ

生産処理:ウォッシュド

栽培方法:栽培期間中、農薬化学肥料不使用

生豆認証:なし

 

オンラインショップでもお買い求めいただけます。ぜひご利用ください。

https://coffee030.stores.jp/