2022年のローカルコーヒーフェスでお目見えして、2023年に本格的に販売を開始した布製のコーヒーフィルターの遠州ネルフィル。
織り傷が複数ついてしまって廃棄されてしまう生地を有効利用したい。その想いから始まったコーヒー用のフィルターです。
この遠州ネルフィルですが、2023年に販売を開始して以来、好評を頂いています。
そして本当は良い事なのですが、昨年は織り傷がついたB反が出ませんでした。つまり、追加製作ができない状況です。
ネルフィルを作りたいのだけど、できればB反は出てほしくないジレンマ。
一方で遠州ネルフィルで淹れたコーヒーの味も好評を頂いていて、何かできないか製造元と相談した所、このジレンマを解消するべく、新しく遠州で作った別の生地でネルフィルが作れる事になりました。
新しい生地は、少し生地の厚みなどが変わりますが、同じく遠州地方で作った生地を使った布製のコーヒーフィルターで、ネルドリップに最適な生地を選びました。
そしてこの新しい生地で作られたネルフィルの販売を開始しました。
新しい生地で作ったネルフィルは「遠州ネルフィル Standard」と名前を付けました。
織り傷のない遠州で作られたネル生地(通称A反)で、コーヒーの味わいをより楽しめる生地を選んで新しいネルフィルとなっています。
これまでのB反品で作っていた遠州ネルフィルは「遠州ネルフィル Eco」と名称変更して、次にB反がでたら販売を開始します。
オンラインショップでは、この2種類の布製ネルフィルターをラインナップしています。
・廃棄予定の生地からつくった「遠州ネルフィル Eco」
・Ecoから更にコーヒーの味わいを追い求めた「遠州ネルフィル Standard」
※遠州ネルフィル Ecoは廃棄予定の生地が出た場合のみ製作します。
※2024年2月時点では廃棄予定の生地を使い切ったため入荷は未定です。
EcoとStandardの2つに増えた遠州ネルフィル。
引き続き、ご愛顧頂ければ嬉しいです。