身体にやさしい珈琲ブログ

浜松市の自家焙煎珈琲店が考える、コーヒー豆の鮮度とおいしい期間について

2018.10.11

当店ではコーヒーの生豆を仕入れて焙煎しています。

自家焙煎の良いところは、焙煎度合いを調整できることと鮮度管理(焙煎した日の管理)が確実にできる所です。

コーヒー豆は焙煎しても腐らないので、それこそ何年も前に買った豆が押入れから出てきても、粉に挽いてドリップすればコーヒーを飲むことも出来ます。

でも、「飲むことが出来る」と『美味しく飲むことが出来る』は、天と地ほど違うと思っています。

 

ここからはあくまで当店の考え方ですが、コーヒーが美味しい期間は焙煎後1ヶ月以内と考えています。

その中でも、一番美味しく香りが高いのは、焙煎後2日目~14日。

焙煎仕立ての当日は味・香りが軽い感じがします。

2週間後~1ヶ月目までは、徐々に味や香りが落ちていきます。1ヶ月もするとその先はあまり変わらない様に思います。

当店では、コーヒー豆は焙煎後1週間以内のもののみを販売、店内でお飲み頂くコーヒーも2週間以内に焙煎したもののみを使っています。

 

ただ、これはあくまで豆の状態で保管した場合の話です。粉に挽いてしまうと数日であっという間に香りも飛んでしまいます。店頭で豆を挽くサービスをしながら、この矛盾で悩んでいます・・・

 

皆さんもコーヒー豆を買われる際には、是非焙煎した日を確かめてみてください。出来れば、2週間以内位に飲める量を購入されることをお勧めします。

コレだけで、いつもより美味しいコーヒーライフが楽しめる様になると思いますョ。

 

コーヒーについてもっと詳しく知りたい方へ、オススメ図書です。

コーヒーのことを幅広く・分かりやすく書かれている、「コーヒー「こつ」の科学」という一冊です。

10年程前に出た本ですが、amazonなどで入手可能の様ですので、読書の秋にいかがでしょうか?