身体にやさしい珈琲ブログ

自然栽培で育ったコーヒーがさらに美味しくなりました/まるたけ堂珈琲・浜松市

2025.10.01

 

ウガンダの収穫年が変わり、少しだけ味わいが変わりました。

 

 

 

 

 

同じ農園、同じ品種のコーヒー豆なのですが、苦みが少しマイルドになりボディの甘さが増して、飲みやすく美味しくなりました。

 

コーヒー豆は農作物ですので、年によって出来不出来が変わってくることがあります。

 

そこを調整して焙煎するのが、珈琲屋の腕になります。

 

今年のコーヒー豆は例年より味の変化が少し大きかったのですが、コーヒー豆の味を最大限引き出せる焙煎に調整しています。

 

今年の味わいをお楽しみいただければ幸いです。

 

 

 

 

自然栽培で育ったコーヒー ウガンダの紹介

 

 

まるたけ堂珈琲の自然栽培で育ったコーヒーで使用しているコーヒー豆は、アフリカ中央部の国ウガンダで栽培されています。農薬や化学肥料を使わず、自然の循環によって育てられたコーヒー豆を選んでいます。

 

自然の循環によって育てられたコーヒー豆とはどのような栽培方法でしょうか。

 

具体的には、コーヒーの木は直射日光に弱いため、木陰を作るためにコーヒー畑に共存(共生)するバナナやカカオを植えています。

 

そのバナナの葉やカカオの葉などの枯葉、コーヒーの実を乾燥させたものを土に返すことで土壌を豊かにすること、肥料や害虫駆除に薬品を一切使わないなど、出来る限り自然のサイクルに近い方法でコーヒーを育てる栽培方法で、私たちは自然栽培と呼んでいます。

 

 

コーヒー豆の品種についてもこだわっています。

 

「自然栽培で育ったコーヒー」はコーヒーの数ある品種の中でもアラビカ種の中で原種に近いティピカ種のみを使用します。

 

ティピカ種はジャマイカのブルーマウンテンコーヒーやハワイ島のコナコーヒーと同じ品種で、非常に味の良いコーヒーですが、病害虫に弱い事や一本の木から採れるコーヒー豆が少ない事から生産量が減ってきている貴重なコーヒーです。

 

これだけ大事に育ててきた貴重なティピカ種ですので、丁寧に焙煎しないと罰が当たります。

 

まるたけ堂珈琲では、自然栽培で育ったコーヒーも、焙煎前に丁寧にコーヒー生豆を洗ってから焙煎しています。

 

綺麗な状態になるだけではなく、洗ってから焙煎したコーヒーはすっきりとした後味が楽しめます。

 

 

【自然栽培で育ったコーヒー】

焙煎度 :中煎り

生産国 :ウガンダ共和国

地 域 :ブギシュ地方 エルゴン・マウンテン

生産者 :ZIGOTI COFFEE WORKS LTD.

農 園 :UNITED ORGANIC COFFEE

標 高 :1,800 – 2,000m

品 種 :ティピカ(アラビカ種)

格 付 :AA(最高等級)
生産処理:ウォッシュト

栽 培 :自然栽培(栽培期間中農薬化学肥料不使用)

生豆認証:JASオーガニック認証、フェアトレード認証

 

 

まるたけ堂珈琲のコーヒー豆へのこだわり

 

 

まるたけ堂珈琲で取り扱っているコーヒー豆は、栽培期間中、農薬・化学肥料不使用で育ったもののみを選んでいます。

 

オーガニック、フェアトレード、自然栽培、無化学肥料、品質の徹底した指定農園など、人と環境にやさしく、味と安全が両立した生豆のみをセレクトしています。

 

 

コーヒー豆は生産地での精製・梱包、現地から日本までの輸送の工程で塵や汚れ、燻蒸などの影響を受ける場合があります。

 

大手企業から個人店までほぼ全てのコーヒー豆焙煎工程では、コーヒー豆の焙煎は現地から届いた状態で焙煎を行いますが、当店では独自の工程として、

 

焙煎前に生豆を丁寧に洗い、生豆についた汚れや塵、燻蒸の影響をなくし、雑味の元となる薄皮を落としてから焙煎しています。

 

オンラインショップでもお買い求め頂けますのでぜひご利用ください。