7月の期間限定の店長おすすめコーヒーは「エチオピア グジ 深煎り」のコーヒー豆をご用意します。
今月はコーヒー豆の故郷エチオピアで育った、有機栽培、原種、ナチュラルのコーヒー豆をご用意しました。
7月1日より店頭及びオンラインショップで販売します。
エチオピアのコーヒー豆の産地というとイルガチェフェやシダモが有名ですが、今回ご用意するコーヒー豆はイルガチェフェのすぐ南東に位置するグジで育ったコーヒー豆です。
今回のグジのコーヒー豆の特徴はクリーミーさ。イルガチェフェに比べて香りや酸味は優しい傾向にありますが、ボディが甘く飲みやすいコーヒー豆です。
このコーヒー豆を苦味を楽しめる深煎りのフレンチローストに焙煎しています。
ホットでは苦味とミルクチョコの様な味わいを、アイスコーヒーでは優しい苦味と口の中に広がる熟成されたブランデーの様な芳醇な香りをお楽しみください。
今回のグジも栽培期間中、農薬・化学肥料不使用、有機栽培、原種、ナチュラルのコーヒー豆です。
現地で日本のオーガニック認証である有機JAS認証と、レインフォレストアライアンスを取得しています。
有機JAS認証とはいわゆるオーガニック認証のことで、農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないことを基本として自然界の力で生産された食品です。
日本の規格で定量的に農薬や化学肥料の使用について決めているのは有機JASですが、海外では世界各国でそれぞれの有機栽培の規格があります。EUのオーガニックマーク、アメリカのUSDA ORGANIC、フランスのABマーク、ドイツのビオシーゲルなど。
日本では「オーガニック」という言葉が主流ですが、ヨーロッパでは「BIO(ビオ)」という言葉での標記が多いです。
更に、レインフォレストアライアンスは、栽培時の自然環境や労働環境の保全、生産性向上など持続可能な農業へ向けた基準をクリアした農園に与えられる認証です。
全く農薬を使わないとまでは厳しくないですが、土地を肥やし、農薬の使用量を減らし、労働環境を改善することで持続可能な農業を目指している方向性は、当店の想いと一致すると思っています。
カエルのマークが特徴なので皆さんも見かけたらぜひお手にとって見られてみてくださいね。
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以下、公式ページより抜粋
レインフォレスト・アライアンス認証は、農園の環境、土壌・水を含めた天然資源、生態系や生物多様性を守り、労働者の労働条件やその家族・地域社会を含めた教育・福祉などの厳しい基準を満たした農園に与えられます。
さらに、生産性向上などを研修などで推進することにより、自立した農園経営を目指します。
コーヒー、紅茶、チョコレート、バナナなどについているこの緑のカエルマークは、生産農園の持続可能性、その作物を輸入、加工する各企業の生産流通の方法、トレーサビリティが確認できる印です。
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各国で基準も考え方も違って複雑だけど面白いです。
興味がある方はぜひ調べてみてくださいね。