9/29に臨時休業でお休みを頂いて、アジア最大級のスペシャリティコーヒーのイベントSCAJ2023に行ってきました。
今年で20回目となるSCAJはアジアで最大級のスペシャリティコーヒーのイベントだそうです。
一昨年より昨年は来場者が多かったのですが、今年は更に昨年より会場が増えて、出店者も来場者も、過去1番位賑わっていました。
普段より目にするコーヒー器具類や有名コーヒーメーカーさんをはじめ、普段は目にしない焙煎機やコーヒー生豆、包装資材など、コーヒー関わる様々な分野の方やお店と触れ合ってお話できて、本当に有意義な時間でした。
特にコーヒーの原料であるコーヒー生豆については直接メーカー担当さんと直接お話しできました。
産地の現状、今の相場価格など、現場を知る方しか知らない情報を交換させて頂きました。
(まだ当面の間はコーヒー豆の価格は高止まりをしそうな感じではありますが、来年以降は少し今よりは原材料価格が下がる可能性など)
大変有意義な時間をありがとうございました。
SCAJ2023で開催していたフェアトレードに関係するセミナーにも参加してきました。
コーヒー豆の生産者の7割は小規模農家さんで、その割合は他の農業に比べても多いそうです。
気候変動の影響はコーヒー豆に限ったことではないですが、規模が小さいほど対応が難しいのも事実です。
将来もおいしいコーヒーが引き続き飲めるためには、消費者と生産者の両方の行動が大切です。
生産者は次世代に続ける為に適切な収入や場所が必要ですし、その生産者を消費者の行動が生産者を支援しています。
自分だけ、安ければ良い、でもいいですが、生活に身近なコーヒーだからこそ、選択する時にちょっと考えてみて、生産者を応援できる商品を手にとれる様になれば良いなと改めて思いました。
実際にフェアトレードのコーヒーは、数年前まではイマイチと言ってはいけないですが、認証前提なのかなという豆も多かったのですが、最近はフェアトレードコーヒーの品質向上を実感しています。
まるたけ堂珈琲のある浜松市は日本で4番目のフェアトレードタウンです。
当店での何種類かのフェアトレードのコーヒーをご用意しています。
機会があれば、ぜひフェアトレードのコーヒーも飲んでみてください。
印象がガラッと変わるかもしれませんよ。
日本でのフェアトレードについてもって詳しく知りたい方が、フェアトレードジャパンさんのサイトをのぞいてみてくださいね。