コーヒーの原料であるコーヒー生豆はそのほとんどを海外より輸入しています。
2022年は386,523トン。約38万トンが輸入されています。(財務省「貿易統計」より)
一方、農薬や化学肥料の使わない農作物の代表的な認証である、有機JAS認証を取得したコーヒー豆の輸入量は約2556トン 。(農林水産省「認証事業者に係る格付実績」より)
輸入量の約0.7%で、有機認証を取得したコーヒー生豆は全体の1%にも満たないことがわかります。
有機認証は費用や手間の課題があるため、農薬や化学肥料を使用せずに栽培していても認証を受けずに輸入されているコーヒー生豆もあります。
統計がないため、その総量は不明ですが、農薬や化学肥料を使っていないコーヒーは非常に希少価値が高いコーヒーといえるでしょう。
※海外で有機認証を取得したコーヒー生豆の総数は31,255トン。
これは外国において有機JAS格付を行ったもののほかに同等性のある国(EU加盟国、アメリカ、オーストラリア、アルゼンチン、ニュージーランド、スイス、カナダ)において、有機JAS制度と同等の制度に基づいて認証を受けた事業者が有機格付を行ったものを含む。