2021年7月20日より、まるたけ堂珈琲で焙煎している定番のコーヒー豆は、全て無農薬栽培で育ったコーヒー豆になりました。
これまでもまるたけ堂珈琲では地球環境や生産者の健康、なによりコーヒーを愛するお客様のため、可能な限り無農薬栽培や無化学肥料栽培、有機栽培で育ったコーヒー豆を探してラインナップに加えてきました。
その結果、オープンより3年以上かかってしまいましたが、この度、オリジナルブレンドコーヒー2種類を含めて全てのコーヒー豆が無農薬栽培で育ったコーヒー豆に切り替える事が出来ました。
今後、期間限定のコーヒーを除き、通常ラインナップのコーヒー豆は全て無農薬栽培で育ったコーヒーをご用意していきたいと考えています。
今回のブログでは農薬について少し書かせていただきます。
コーヒー豆は世界中で栽培されていますが、農作物の中でも農薬の使用率が高いことで知られています。
一般的に綿花、コーヒー、タバコが3大農薬使用の農産物と言われています。(数値的統計結果は見つかりませんでしたので、間違っていたらすみません)
農業の生産性を考えると農薬の全てが悪とは思いません。安くておいしいコーヒーが世界中で飲むことが出来るのは農薬のおかげでもあります。
しかし一方で、コーヒー農園での農薬での健康被害は少なからずあることは事実です。そして、農薬を使用している農園と使用していない農園では健康被害や離職率に大きな違いがあると、実際に現地を訪問しているバイヤーさんから伺ったことが、当店の無農薬栽培コーヒーへ切り替えるきっかけとなりました。
話を聞いたあと、自分たちに何ができるだろうかと考えました。
私たちはコーヒー屋です。生のコーヒー豆を仕入れて焙煎し販売しています。
無農薬栽培で育ったコーヒー豆を積極的に購入することで、少しでも多く流通させることで、付加価値が高いコーヒー豆の需要が増えることで、生産者が少しでも多く無農薬栽培でコーヒー豆を作ることが出来れば、それが現地の人たちの健康や商売につながり、農薬の使用量が減るのではないかと考えました。
そして、それは コーヒーを愛する消費者の方々や我々の様な珈琲屋にも結果的に幸せをもたらしてくれるのではと考えた次第です。
この活動は、SDGsの目標3「全ての人に健康と福祉を」、目標15「陸の豊かさも守ろう」にもつながると考えています。
(SDGsについては勉強中ですので、また考えがまとまったらブログで発信させていただきたいと考えています。)
このような想いで、無農薬栽培で育ったコーヒー豆の販売を始めました。
まだまだ話したいことがありますので、それは別の機会に書かせて頂ければと思います。