身体にやさしい珈琲ブログ

コーヒー豆の流通過程で起こっていた事

2024.03.09

 

まるたけ堂珈琲のコーヒー豆は焙煎前に全て洗っているのですが、同じく洗ってから焙煎を楽しまれているお客様からメッセージを頂きましたので紹介させて頂きます。

 

※ちょっとだけショッキングな内容です。

 

 

最近、コーヒー焙煎を始めました。

とても楽しく美味しくできるようになりました。

生豆を洗う説明に、全く同感です。

 

思い出すこと50年前のことです。

アルバイトで大手のコーヒー会社に、コンテナに入ったコーヒーを運んだりしました。

麻袋が80キロくらいでとても重たく、鉤爪を使って引きづるように運んでいました。

 

コンテナからコーヒーを出すと、麻袋があった床は、殺虫剤の白い粉がいっぱいまいてありました。

会社の人は、袋からこぼれた豆を、ホウキで床を掃き、1粒も残さないようにしておられましたが、コーヒー豆は白い粉まみれになっていました。

洗って使うのだろうと考えていましたが、さて?

 

そのような次第で、私は、生豆は、洗わずに使うことはできません。

 

 

入港時の燻蒸後のコーヒー豆を運んだ時の思い出を伝えて頂きました。

 

私達のコーヒー豆はこの薬剤からの影響を避けるために・JASオーガニック認証を取得した豆

・エコタクトなど厚手のビニール袋でパッキングした豆を選びます。

 

JASオーガニック認証品は燻蒸をパスできる事、またエコタクトなど厚手のビニール袋で物理的に防御する事が、燻蒸の薬剤の影響を最小限に抑える手段と考えているからです。

 

その上で洗ってから焙煎する。

 

手間はかかりますが、流通過程で起こっている事を知ってしまえば、かかせない工程のひとつです。