有機溶剤を一切使わずに水による工程により99.9%以上カフェインを除去ししました。
いつものコーヒーと同じようにドリップしてお飲みいただけます。
JASオーガニック認証の生豆を当店で自家焙煎しています。
焙煎前に生豆を丁寧に洗い、生豆についた汚れと雑味の元となる薄皮を落としてから焙煎しています。


農園情報
生産国 :メキシコ合衆国
地 域 :チアパス州 チェナロー地区
生産者 :マヤビニック生産者協働組合
農 園 :650家族(2,016年2月時点)からなる小規模生産者共同体
生産処理:マウンテンウォーター製法
栽 培 :無農薬、無化学肥料での栽培
生豆認証:JASオーガニック認証、フェアトレード認証
メキシコの天然水をつかった「マウンテン・ウォーター製法」によりカフェインを除去しています。
この製法は、カフェイン以外の旨み成分が残り飽和状態になっている水にコーヒー生豆を浸し、カフェインだけが溶け出す環境を作ることによってカフェインを抽出します。化学薬品を使わずに、カフェインを除去する安全性の高い製法です。
メキシコは世界最大のコーヒー産地のひとつです。あまり知られていませんが、世界の60%のオーガニックコーヒーはメキシコで栽培されています。メキシコのコーヒー、特にこれらのオーガニックコーヒーのほとんどは、チアパス州とオアハカ州の小規模農家によって栽培されています。
マヤビニックコーヒーが栽培されるチアパス州は、メキシコ国内では経済的に貧しいとされる先住民族人口が多いのが特徴です。メキシコ国家開発計画においても、開発の重要性がうたわれる南東部地域にあるものの、中央政府の支援が行き届かず、貧困指数が最も高い州です。
そのため生産者団体でも、フェアトレードが積極的に推進されています。時代をさかのぼると、1994年1月にはサパティスタ民族解放軍が改善を求めて政府に対し武装蜂起し、国内避難民も発生した歴史を有しています。
マヤビニック生産者協同組合(Maya Vinic)は、メキシコ南部・チアパス高地チェナロー地区を拠点としています。650家族(2,016年2月時点)からなり、1家族当たり平均0.9ヘクタールを所有します。マヤビニック生産者協同組合は、1999年マヤ系ツォツィル族の先住民共同体、「ラス・アベハッス」(スペイン語で「蜂」を意味する)の内部組織として設立されました。
マヤビニックとは、現地ツォツィル語で「マヤの人びと」という意味であり、ツォツィル人によってコーヒー栽培がおこなわれています。
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